摩天楼の下で :Returns

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2004年 11月 23日

京のおばんざいに酔う:いづ花@恵比寿

11/20 かれこれ、付き合いが13年とか、5年とか経つ知人と久しぶりに食事をした。
場所は恵比寿のいづ花。
この店は訪れたことがなかったが、ある大変親切な方に教えて頂いた。ありがとう。

主人は京都のご出身である。こちらに出てきては20年近いというが関西弁・京都弁は健在だ。
私たちのうち二人が京都に以前住んでたため、主人も饒舌になったのかいろいろ会話し、そして旨い食事と酒に酔った一日であった。
気付いたら、6:30から11時過ぎまでお邪魔していた。
気の知れた者どうしで、食事をつまみながら騒いで酔って、泣いて、叫んで、アタフタしたりした夜であった。誰でも日々の生活のなかでいろいろ心に溜まるものがあるのだろう。そういう時は思いっきり呑んで、泣くまで吐出せばいい。またいつでも呑みに付き合いまっせ~。
帰りのタクシーの中で、ふと今年の初夏にこの世を去った知人を思い出してしまった。
奴はいつから心にずっとなにかを溜めたままだったんだろう。。。苦渋の感情に襲われる。ほんまに呑み過ぎたようだ。

話がそれました。
店内は程よく照明を落としてあるため、なかなか上手く撮れてなかった。悪しからず。
先ずは冷たい料理ということで鴨。ソースとのハーモニーが絶妙である。
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九条葱のおひたし。普通の葱とは違いヌルヌル感が無い。深草産だそうだ。深草懐かしいです。
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だし巻。東京に来て久しぶりに旨いだし巻に出会った。本当に出しが効いていて早く食べないと玉子からだしがどんどん出てくる。どうやって捲いているのだろう。東京のダイニング系の店のだし巻きは甘くて不味くてたまらない。。。
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続いて、鮑である。すこぶる柔らかく、友人はブリンブリンする食感と言っていた。ここまででビール2杯、芋焼酎ロック1杯くらい飲んだ。
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椀物にはえび芋を頼んだ。なんでも皮が海老の如く縞々であるからこう呼ばれるそうである。
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さつま芋の煮たもん。程よい甘さで焼酎が進む。大将からのサービスである。多謝。
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生麩と筍の煮物。なんでも、坊さんは殺生できないからこういう料理を肉のように食していたそうだ。確かに肉っぽい。醤油の効かせかたが良い。辛からず、甘からず。。
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牛すじ煮。このあたりから酔いが回ってきたので撮る前につまんでしまった。この牛すじで皆、酒がどんどん進む。
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チーズのオリーブ和えと酒盗大根。ちょっと一休みと思いきや、この酒盗が旨く黒糖焼酎の原酒(43度)がすすむ。
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辛いものが食べたいと皆が言うので葱キムチを頼む。辛い、旨い、酒がすすむ。ご主人に、ほんまに皆、のんべぇやなぁと笑われる。グラスに入っているものはアイス珈琲ではなく珈琲焼酎である。初めて呑んだがいける。
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このメニューにあるように、梅酒の焼酎、日本酒の焼酎も今日は呑んだ。飲みやすく美味しかった。他にもデザートも揃えておられる。皆にデザートをサービスしてサービスしていただいた。ほんまに、ええ主人であった。多謝、多謝!!
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飲みすぎたのか、テーブルの上に奇妙な生き物が!!急いで激写した。。何者だろう。。。
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by taka_mura325 | 2004-11-23 09:00 | +美味なるモノを求め


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