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2007年 12月 09日

Am I hero? @Honolulu Marathon 2007

帰国後、部屋にいると殆ど寝てしまっているのと、マラソン日記を大作(笑)にするためupするが遅くなりました。
心して読んでください!

【Ⅰ.戦いの前】
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現地時間、12月9日AM1:45起床。
昨晩、ABCストアで買っておいたおにぎり1個と、職場の人からの差し入れで頂いたアップル味の栄養ゼリーを食べる。
飲み物はアミノバイタルプロの粉末を水で流し込む。

そして体を目覚めさすために、ホテルの部屋で軽く体を動かし出発の時を待つ。
すると、外は大雨状態となってきた。不安感がよぎるが、30分くらいで雨は止んだ。
止んだものの、念のためビニール製の使い捨てのポンチョを着てホテルを出た。

ワイキキのホテルの殆どは、ホノルルマラソンのスタート地点からゴール地点の間に在り、我々のホテルは東端の方つまりゴールに近いところに位置する。
今回の宿泊ホテルはゴール地点から近いところ、かつ海が見えるところを条件として予約をしておいた。
スタート地点までの無料バスの出発地点とゴールからも近い。
ホノルルマラソンに参加するなら宿泊ホテルは場所的には東側がベストであると思う。

2分弱でバス乗り場に着くと既に人の行列が出来ていた。
この列は日本人以外の人種が多いと思う。
恐らく、大多数の日本人は大手旅行代理店のツアーで来ているため、その旅行会社が手配するバスでスタート地点まで行っているのではないだろうか。

バスの乗り込むと、直ぐにまた大雨が降ってきた。
非常にツイている。外ではあっという間にびしょ濡れになったランナー達の列は増殖していた。

ちなみに、ツイテいたのはこの時だけではなかった。
現地の天気予報では我々が滞在する間、雨との予報であった。
だが、マラソン本番の前々日に行ったゴルフでも、前日に行ったノースショアとオアフ島東半分をオープンカーでドライブした時も雨は殆ど降らなかった。

興奮と緊張状態のランナーで満員となったバスの車内は熱気でむし暑かった。
揺られること約20分、ようやくスタート地点に到着した。
スタート地点であるアラモアナパークには既に凄い人の山だった。
まるで戦に臨む軍のようなHISの人だかりを横目にやりながら、スタートライン近くまで行く。

ストレッチをコースの脇にあるテニスコート付近で行い、スタートに備えているとまたもや豪雨となった。
大きな木の下にすかさず駆け込みじっと待つ。
ポンチョを着ていたが、雨脚が強くどんどん体が濡れてきて寒くなってきた。
シューズだけは濡らさないようにと気を使っていたが、滴る雫にびっしょり濡れてしまい一気にテンションが下がる。

【Ⅱ.豪雨を駆け抜ける:スタート~10km】
10分くらい木の下でうずくまってると雨もあがりかけてきたので、コース上に移動することにした。
スタート地点は2万数千人が並ぶ長蛇の列となるので、目標時間別に並ぶ位置が大体決められている。
私の目標は最低でも4時間15分以内。上手くいけばサブ4(4時間切り)を狙っていたので、3~4時間を目標とするところに並んだ。
雨もポツポツをあたるなか、ライバル(私が勝手に思っているだけであるが)とも出会えた。
スタート直前の挨拶が雨のせいか簡単に行われ、闇夜に盛大に花火が打上げられその迫力と大勢の人の熱気に身震いし、いよいよ自分との孤独な戦いが始まったのである。

最初の1~2kmは冷えた体を温めるためにやや遅いペースで走る。
が、更に遅いランナーもたくさんいるためジグザグ走ったり、歩道を走ったりして人の中を掻き分け走る。
暗いので周りのランナーと足元に細心の注意を払って走るので気が許せない状態。

ところがである。たぶん2kmを過ぎたあたりからまたもや豪雨。
暗いし全身に雨が強く降り注ぎ、顔面にも雨が激しく叩きつけ眼鏡も濡れ前が見にくい状態で少しうつむき加減で走る。
道路の端によると大きな水溜りがあり、それを避けようといきなり走っているラインを変える人が何人かいて、私の体にぶつかった。少しイラッときたが、私の走るペースではひょっとしたら他の人に迷惑をかけているかも知れないので、じっと我慢。
この後、数キロに渡ってペースが一定でない、ジグザグ走行、歩道と車道を行ったり来たり、全身濡れて足元も重いという4重苦のようなランが続いた。そして5kmの標識の見逃してしまった。

最初のエイドステーションはスルーして2つめのエイドステーションでは軽く水を一口飲んだ。
雨もだんだん止んできて、気が高まっていたのかこの辺りはキロ5minくらいのペースで走っていた。

ダイヤモンドヘッド付近の登り坂に差し掛かる、10km地点を52min38secで通過。

[Split]
0km to 10km - 52min38sec
 ※思ったより早く10kmを通過。足に異常はなし。
 ※恐らくここで1,000人以上はぶち抜いた。

【Ⅲ.坂道を駆け抜ける:10km~15km】
ダイヤモンドヘッド付近の坂道は斜度はどれくらいなのだろうか?
2005年に走った時はかなりビビリながら体力を温存しようとペースを落として走ったが、今回はいけるとこまで行こうと果敢に登ってみた。
この辺りになると道幅も断然狭くなるので、更にジグザグ走行、中央のテープに身を擦りながら駆け上がった。
ガンガン人を抜いたので、一人旅を十分に楽しんだ。

[Split]
10km to 15km - 26min59sec (総経過時間1h19m38s)
 ※後先考えず走っていたため、自分の想定ペースより若干早い感じだった。
 ※まだ真っ暗だったため海も見えず。

【Ⅳ.坂道を駆け降り、順調にハーフへ:15km~ハーフ】
私はランニングクラブなど通ってもいないし、長距離の走り方の指導も今までちゃんと受けた事がない。
知識があるといえば、ネットとか本での机上理論を読んだだけの我流ランナー。(ランナーと呼べないか)

今回のホノルルマラソンのために練習した距離は160kmだけ(月間走行距離では無い)の私の脚がどこまで持つか!
を、コンセプトに30km過ぎからどうせグダグダになるだろうから前半の体力のあるうちに時間稼ぎをするお馬鹿な戦略で走っていた。

ダイヤモンドヘッドの坂道を登りきり、下りからようやくリラックスできて走れてきた。
が、坂道も頑張りすぎたせいか少しばかり疲れを覚える。まだ、20km走ってないのにまずいなと焦りはじめる。
単調な直線であるハイウェイに入り、このあたりから明るくなってきた。
永遠に続く直線距離なのであまり先の方をみないようにして走った。

[Split]
15km to 20km - 27min42sec (総経過時間1h47m20s)
 ※この5kmは長く感じられた。案の上ペースダウンしていた。

ハーフ到達。時間は1時間53分。
4時間15分でゴールを目指すには良いペースだ!
少しばかり空腹を覚えたのでエイドステーションの端で立ち止まりパワーゼリーを食べる。
あっ!立ち止まってしまったとふと我に返るが。まぁいいかと止まって食事。
ところが、これが濃厚で口に合わず少し戻す。失敬。(食べ方がまずかったのか)
口をゆすいで気を取り直し、後半戦へと気合を入れた!

[Split]
Half 1hour53mim46sec

【Ⅴ.トイレと置いてけぼりと疲労:ハーフ~30km】
完全に日が出ていたがどんよりとした天候のため、海は綺麗に見えない。
(正確には、見えなかったと思う。この辺りからは記憶が曖昧。)
日差しがなく、雨に濡れ、給水で濡れ、体も冷えていた。
寒さのせいか、トイレに行きたくなりトイレはどこだろうということばかり考えながら走っていた。
トイレを見つけたが反対のコースのため使用できない。しばらく我慢して走る。
ようやく使用できるトイレが見つかり。用をたす。(小ね)
少し込んでいたので3,4分のロスで、トイレから出てコースに戻ると、、、少し前方にどこかで見かけた人が!
とりあえず、マラソンの速度では無い全速力で追っかける。(笑)
追いついた。手を振る。気付いてくれた!
が、そのペースについて行けず置いてけぼりを食らう。悔しい。

ハーフを超えたあたりから全身に疲労がみなぎっていたのでペースダウンが激しくなっていたのだ。
このあたりからマラソンを楽しむというよりは、自分の目標時間を達成できないかもという不安感だらけになっていた。

しばらくハワイカイという富裕層が住む辺りを走る。
走っている途中で日本人の女性ランナーからチョコレートを頂いたのでどうですかと声をかけられる。
親切な方だありがたい。チョコレートがこんなに上手く感じたのは久しぶりだった。
体全身が糖分を欲していたためだろう。

[Split]
20km to 25km - 33min37sec (総経過時間2h20m58s)
25km to 30km - 34min54sec (総経過時間2h55m52s)
 ※30kmの通過時間が3時間を切っていた。前半の蓄積が功を奏したようだ。
 ※ただ、20km超えてからも30kmまでは5kmあたり30min以内のペースで行くつもりだったが、大幅にペースダウンのためサブ4は諦める。精神的弱さが露呈し始めたところだった。。

【Ⅵ.孤独で悔しい時間:30km~40km】
JTB、HIS、KONAMIスポーツ、ぴあ、、、などの応援者達の声援が沿道で響き渡っている。
が、それも私に向けて発せられている言葉ではなく、あくまでも各々のロゴのステッカーをウェアに張っているランナーに対しての声援であることは明白である。
私のウェアに張られているツアー会社の名はDOG。その応援者は数少なく一度も声援を頂いていない。
ましてや、歩いている私になんかに声援なんてないだろう。と、この様なひねくれた考えが頭脳を過ぎる。

そう、30kmを超えたあたりのエイドステーションで立ち止まってしまった私はここから歩いたり走ったり(と言っても園児が走ってるような速度)の繰り返しとなってしまった。。。
股関節と足首、足裏の痛みで精神力が折れてしまったのだ。
凄く悔しかった。
と同時に、今まで2回しかフルマラソンを走ったことが無いのと、百数十キロしか練習してこなかった自分だったのにサブ4が狙えると根拠無き自信を持っていた自分が恥ずかしく思えた。
目頭が熱くなり、うっすらと涙がでた。感動ではなく悔しさで。

[Split]
30km to 35km - 44min13sec (総経過時間3h40m05s)
35km to 40km - 36min02sec (総経過時間4h16m08s)
 ※35kmまでの5kmでなんと44分もかかった。この間が一番痛みも悔しさも酷かった。サブ4はおろか、最低目標の4時間15分も諦めた。
 ※35km超えたあたりから、少し復活したためタイムはちょっと回復した。TBSの久保田アナを見かけた。彼女も立ち止まっていた。その横をカメラに手を振りながら通り抜けた。
 ※この間、恐らく1500人以上の人に抜かれた。

【Ⅶ.Am I Hero?:40km~GOAL 】
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最低目標も達成できないと分かったのでマラソンの雰囲気を楽しむ事に戦略変更。(戦略とは言わないか。。(笑))
エイドステーションで飲みものを楽しみ、沿道の人に手を振り、子供が噴水の様にランナーにかけているホースからでたシャワーを浴び(浴びたら寒かった)、カメラマン達の前では手をあげカメラ目線で通過し、写真を撮影したりと。。。
なにやってるんだろうと疑問がよぎるが。考えれば考えるほど虚しくなるので自分の中の正義の囁きを無視した。
沿道で応援している人が持つ看板に『You are hero!』とあったが、私は決してHeroでは無かった。

Heroでは無く、ぼろぼろの野良犬だったが最後のゴール直前のストレートまではずっと走った。
ゴール直前のストレートでは有森裕子さんが大声でランナーに声援を送っていた。「最後まで諦めないで!」
感動した。
沿道の応援者の中に知り合いがいるかと、探すが見つからなかった。

長かった42.195kmも終わりを向かえ、何故かちょっと寂しい気持ちになった。
コースの脇により、立ち止まりレース中の最後の1枚を撮影した。
やはりフルマラソンは甘く無かった。

40km to 42.195km - 18min04sec (総経過時間4時間34分台)
 ※全然だめだめだった、来年リベンジします!(お金があれば)
 ※納得度50%
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by taka_mura325 | 2007-12-09 05:00 |  -42.195km
2007年 02月 25日

おきなわマラソン2007に参加

2/25(日)

朝起きると雨で肌寒い日だった。
那覇市内のホテルから車にて『おきなわマラソン』のスタート/ゴール地点である沖縄県総合運動公園(沖縄市)に向かう。
ホテルを出たのは朝6:30でまだ少し薄暗い状態だった。
向かう途中は渋滞も無く快適に車は渋滞はないかと思ったが、やはりスタート地点近くの渡口交差点あたりは混んでした。
ちなみに、沖縄では昼間には渋滞がある。これは意外だった。何故なら宮古島では渋滞に遭遇したことがないから、沖縄には渋滞がないと思い込んでいたため。

運動公園内の駐車場には駐車ができないため、スタート地点から5kmほど離れたジャスコの駐車場に行き、そこから無料のバスにてスタート地点まで引き戻った。
着替えをし荷物を体育館内に預け(無料で管理してくれなくて、500円必要だった)、ウォーミングアップをだらだらしながらスタートを待つ。この時点では殆ど雨は止んでいて身震いすような寒さでなく少し肌寒い感じだった。
スタートが近づくにつれて人がどんどん現れ自然とテンションがあがってきた。
ちなみに、今回の走りながら持った荷物は以下のとおり。

ティッシュ、少しのお金、保険証、絆創膏、携帯電話、デジカメ、食料(350mlのペットボトル、アミノ系スポーツゼリー2個、パイナップルのグミ)、バンテリン

持ちすぎだろうか??

いよいよ、スタート10分前の8:50頃となった時、どこに並んで良いか分らず適当に並ぶことにした。
恐らく7,632人の中間地点くらいからの位置だったと思う。

どんどんテンションがあがり、そろそろスタートであることがアナウンスされ、その数分後花火が打ち上げられた。いつスタートだったのか、なんだかよく分らない幕開けだった。
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ちなみに今回のおきなわマラソンの為の練習は去年の11月6日からスタートし、最終練習日は1月28日まで行った。総距離にしてたったの90km弱だったのでかなり不安な状態で臨んだ次第だ。(実のところ、内心では虎視眈々と狙ってる記録があったのだが)

スタートしてから案の定、人だらけなので3分くらいはだらだら歩く感じだったのでスタートしたのかどうか分らなかった。
身につけた時間計測用のチップに反応するところ(恐らくスタート地点)を超えてゆっくりと走り出した。
さぁ、一昨年のホノルルマラソン以来、1年2ヶ月半ぶりのフルマラソン(人生で2回目)のスタートである!

雨はたまにポツポツと当たる程度。風は殆ど吹いていない。気温・湿度ともベストな感じだった。
最初の2.5km付近までは、一緒に沖縄入りした初フルマラソンである連れと喋りながら走った。いや走ったというよりは、ウォーミングアップのようなトロイスピードだった。その連れが仕事上のお客様より頂いたという鉢巻を着けて走っている姿を写真に撮って欲しいというので、私は3回ほど歩道を走って沿道ので応援して下さっている方に紛れて何回か写真を撮ってあげた。
完全に最初は遊び状態というか真面目に走ってなかった。笑

3kmあたりから連れとは別れペースをあげて走った。とはいうものの人だらけでなかなか上手く走れなった。人の合間をくぐるのが面倒で危険なので道路の中央分離帯の上を走ったりした。この間、かなり人数を追い抜いたと思う。
4kmを過ぎたあたりで、まともに走れるようになりなんだかわからない打ちに5kmの標識が。手元の時計で約33分だった。
このあたりで一度給水。

0 to 5km:33min

しょっぱなの5kmで33分にマズイなと思い、ちょっとペースをあげて走る。予定では30kmあたりまで強気に攻めるつもりだったので余計に焦ってしまった。ちょっと遊びすぎたなと反省。
6kmあたりから緩やかな登りとなり、特にトラブルも無く10kmを通過。

5km to 10km:27min(Total 60min)

まぁいい感じかな。と思いきや、10km過ぎたあたりから急な坂道(事前にコースは車で走っていたので想定内)が現れた。
2km弱くらい続く坂道で、その間高度にて約50mくらい駆け上がる。
ここも強気に坂道を登って人をガンガン抜いていった。このあたりで私と同様ガンガン抜いていく女性を発見、しかも私と同じかちょっと早いペースで走っている。彼女のペースについて行こうと決める。
長い坂道のあとは降りたり、登ったりして淡々と走り続けた。少し坂道で無理したせいか若干疲れたが、それが妙に気持ち良かった。この間、初めてスポンジを取り腕、脚、肩などを濡らす。気持ちよい!知らぬ間に私のペースメーカーも抜き差っていた。

10km to 15km:25min(Total 85min)

かなりいい感じ。ハーフで2時間くらいを狙っていたので絶妙なペースだった。
15km過ぎたあたりから、今度は2kmくらいの長い下りとなる。ここであまりペースを上げて脚に負担をかけない様にスピードをコントロールして走った。それにしても、やはり下りは楽だな!
このあたりから、ほぼ全ての給水所を利用することになった。公式の給水所じゃないところでもボランティア、沿道のお店の方たちが飲み物や食べ物を配って下さったいたので凄く便利だった。ありがとうございます!その心優しさに感動しながら20km地点に到着。

15km to 20km:26min(Total 111min)

うーん、体のどこにも異常がなく少し疲れを感じてきたけど順調そのもの。このあたりも勾配は続くが、苦しみ(登り)の後には楽あり(下り)ということで自身の気持ちを鼓舞させ走り続ける。そしてハーフに到達!手元の時計では、ストップウオッチをスタートさせてから2時間5分くらいだった。
おっと、やはり登りのところは自分で思うよりかなりペースが落ちている状態だった。
ハーフで2時間は切るつもりだったのに。。。

まぁ、気を取り直して走りつづける!先はまだまだ長いから!
と思った矢先、トイレに行きたくなってきたので簡易トイレがあったのでそこでしばし休憩。
ずっと走り続けようと思っていたんだが。。
コースの戻りしばらく走るとお腹が。。。。空いてきました。(笑)
ここまで、口にしたのは応援して下さったからたから走りながら頂いたチョコレートとレモンと梅干のみでした。
自分のウェストポーチにもAminoVitalのゼリーがあったがこれは相当くたばった時のためと決めていたので、それには手をつけず、沿道のかたからバナナを頂き食べた。やはり走っている時のバナナは旨い!バナナパワーで25kmに到着。

20km to 25km:不明(時計の操作ミス)

この間、私のペースメーカーに抜かれていることに気づく。そして、更に26kmから28.5kmあたりまで殆ど登りで辛い場所に差しかかったがなんとか踏ん張りペースメーカー(勝手に決めてるだけ)に追いつきました。精神的はまだ余裕の状態だった。
29kmあたりで、いいよ楽しみしていた嘉手納基地の入り口(第2ゲート)に差し掛かる!
声援が日本語(沖縄の言葉)から英語に変わる。Good Job!Great Job!Keep Going!Nice Guy!、、、、ホノルルを彷彿させる雰囲気で日本にいることを一瞬忘れた。このあたりで、かなり疲れてが溜まってきて、左足に若干の痛みを感じ始めてきた。肉体は疲れてるが精神は健全な状態というアンバランスな状態だった。
嘉手納基地のなかで写真を撮ってやろうと企んでいたものの、迷彩服を着たいかつい米兵をみると怖くてデジカメ撮影できなかった。(笑)
そうこうしているうちに、米兵応援パワーで30kmに到着。

20 to 30km:54min(Total 165min)

自分的にはあまりに順調なペースなので気持ちが高ぶってきた!もしかしたらサブ4(4時間以内でゴール)達成できるかもという期待を抱いた。
31kmを過ぎた辺りで嘉手納基地ともお別れ(第5ゲートから出る)だったので、外にでた瞬間やはり写真に撮りたいと思い給水所で立ち止まって、バナナ食べながらデジカメにてしばし撮影タイム。
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多少立ち止まってもサブ4はいけるという根拠の無い自身に満ち溢れていた。。

しかしである、、、ここで大トラブル発生!走り出そうとすれど脚が出ない。。。右足の膝に激痛が走る。地面に着くたび猛烈な痛みが膝からフトモモの内側に走る。これはやばい、近くのボランティアの方々に炎症を押さえるスプレーをたくさん吹きかけて頂いたが、そんな瞬時に痛みが消えるわけでもなく早歩き程度で痛みを我慢してゴールへ向かって踏み出した。

時間だけがどんどん無常に過ぎていく、どうせ痛くなったんやから後のことはどうでもいいやと気持ちを入れなおし、自分で持ってきたバンテリンを大量に塗って走ることにした。最初の数歩は死にそうな程痛みが走ったが、なんと走ると痛みが和らぐことに気づいた。(不思議。炎症を起こしている箇所への体重のかかり方が違うからだとおもうが。)
なんだかんだで、バンテリンパワーで35km地点に到着。

30 to 35km:35min(Total 200min)

やばい!サブ4を目指すには残り、7kmちょっとを40分で走らねばならないということになっている。この時点では痛みも影響してか相当疲れていた。この状態でキロ6分以内で走る切ることなんてが到底できないと諦めかけたが、人間最後まで諦めては駄目だ、駄目だと分っていても努力することが必要だと自分にいい聞かせる。
でも本当に疲れが酷くて給水所ではついつい立ち止まってしまう。そうするとまた、右膝に激痛が走るのである。

不甲斐ない自分にちょっと泣けてきた。沿道でうつむき脚をさすりながら痛みを堪えてる私を見て小学生の女の子が駆け寄ってきて「頑張って!もう少しだよ!頑張って!」と声をかけてくれてバナナやら飲み物とか差し出してくれる。すると、また一人、一人と小学生が寄ってきて声を掛けてくれた。嬉しさと、感動を味わい、ちょっと恥ずかしくなったので「分ったよ!頑張るよ!ありがとう!」と言って痛い足を引きずりながら走り始めた。

しばらくするとますます体力がなくなってきて、全身が重くなってきたのでずっと大事にしまっておいたAminoVitalSuperSports(100グラムの容量にアミノ酸3000mgと100kcal)を飲む。なんだかパワーが沸いてきたような感じになる!
ここまで来たら、1秒でも早く気合で走ることにした。もう一つの目標の為に。
ようやく、アミノバイタルパワーで40km地点に到着。

35km to 40km:38min(Total 238min)

サブ4は遠い夢と消えてしまった。だが、残り2kmちょっと沿道の声援に押されて走りきろうと強く決意した。
まぁ40km超えてからは急な下りと平地なので。(笑)
というわけで、右膝の痛みも我慢しながら(たぶん変な走り方)ゴールへ向かう。
急な下り(距離1kmで60mくらい下る)を終え、ゴールまで平坦な部分に差し掛かった、すると前方にペースメーカーを発見!
30km過ぎあたりからのグダグダとは別人の様に、ごぼう抜き開始!(私自身のスピードが早くて抜いているのではなく、周りのかたが遅くなっているだけ)

陸上競技場内に差し掛かる、ゴールラインが見えた、脚ははっきり言って痛み全開。
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だが、残り300メートルでペースメーカーを抜く!
本当はお礼が言いたかったんだが(淡々と走る姿に競争心を頂きモチベーション維持ができたので)、そんな余裕もなくスルーしてしまった。
ゴール目前にして意外に冷静で、デジカメを取り出しFinishLineをパシャリと撮影!
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そしてやっとゴーーーール!

ゴールした後、這うように芝生になだれ込み空を見ながら30分くらい横になっていた。
横になりながら色々考えたような気がしたが、今は何も覚えてない。。。
肉体は疲れていたが精神は達成感で一杯だった。

40km to 42.195km:12min(Total 約250min)

【最終結果】
タイム 4:1X:XX
ハーフ 2:01:42
参考タイム 4:0X:XX (自己新記録)
順位 1,0XX位
(フルマラソン出走者7,362人、完走者5,907人、完走率80.2%)

by taka_mura325 | 2007-02-25 23:59 |  -42.195km
2005年 12月 15日

ハワイ旅行記: ホノルルマラソン [2of3]

Dec 11,2005 AM
このホノルルマラソンのコースはダイヤモンドヘッドの周りを走るのでそこの坂道が難所らしい。
無事スタートして、暗闇の中を走る。最初は本当に軽いジョグ程度スピードで友人と併走。戦略としては30kmからもペースを下げず失速しているランナーを抜きまくるという無謀な考えで挑んだ。
2mile(約3.2km)までは友人と並んで話しながら走ったが、友人は膝の痛みを気遣って自分ペースで走るということになり、ここから一人で走ることになった。クリスマスのイルミネーションで綺麗なS.King Streetを走る。3~4時間を目指すラインからスタートしたのに凄くゆっくりと走る人もちらほらいるが、道幅が広いの河口湖マラソンの時とは異なり走りやすい。
最初の給水所はスルーして、

5km地点を、30min42secで通過。まぁこんなもんでしょう。

しばし走っているとトラブル発生!何故だがデジカメがウェストポーチから落ちた。ちょっと引き戻って拾う。傷だらけになったデジカメの動作確認を立ち止まって歩道で行う。正常に動作することを確認して一安心。なにやってんだろう。。。やはり、ウェストポーチに物を入れすぎたようだ。1kg以上は確実にあるし。。が、気を取り直してその後は快走。ワイキキビーチに面したKALAKAUA AVE.を走っている時に良いペースで走る女性二人組み(何も荷物を持っていない)を発見。この人たちに付いていこうと決める。

10km地点を、57min50sec (5 to 10km=27min07sec)で通過。

左腕につけたペースを記したバンドを見るといいペースだ。
努力目標用の4時間と最低目標用の4時間半の二種類をつけて走っていた。
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そして、ダイヤモンドヘッドの上りの坂道へと差しかかる。ずっと後ろを付いてきた女性にはここで離されることになった。坂道は予想してたより急だったがこの辺はあまり無理せず走ろうと決めていたからである。もちろん下りも飛ばさず足に負担をかけないように注意して闇を走る。ゆっくり走ったがさすがに体に疲労を感じてきた。
ダイヤモンドヘッドの周囲の道を抜けて、KAHALA(公園?)という辺りを走る、闇があがりだんだん明るくなてきた。日の出は見えるのだろうか!?
すいぶん明るくなってきて、全身汗だくで暑くなってきた。このあたりからエイドステーションは全て利用することになった。冷水をたっぷり含んだスポンジは必須のものとなる。

写真はダイヤモンドヘッドの坂道を下った後の、KAHARA(公園?)地区付近のKILAUEA AVE.のエイドステーションの先で撮影。気づけばこの辺りから完全に明るくなった。日の出は見えなかった。残念。
15km地点を、1hour26min10sec (10 to 15km=28min20sec)で通過。

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しかし、右前方に目をやると、眩しい!太陽の位置を確認し、急げ!と少しスピードアップ。
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水平線からは完全に出てしまっていたけど、日の出っぽいのが拝めた。景色も、風も、日差しも、汗も全てにおいて心地良い気分でこのあたりを通過。独りで走っている事を全くの邪念無しに楽しんだ。
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20km地点を、1hour57min53sec (15 to 20km=31min43sec)で通過。

本当に良いペース。ほぼリストバンドの時間通りだ。30kmからどんどん人を抜く予定だし、サブ4を目指せるかもと!!と、気合が全身にみなぎる。
で、ようやくハーフ時点を通過。
[Half Marathon: 02:06:04](正式タイム)
おらぁぁ、いくぞ!しばらく撮影はしないでおこう。
ハーフを終えて少し走ると7km続いたハイウェイも終わり、HAWAII KAI DR.という高級別荘地をぐるりと周回するポイントに入る。確かに沿道にはでかい邸宅があり優雅に応援下さっているお金持ちっぽい人たちが見受けられた。しかし、このハイウェイは景色も単調で飽き飽きするほど長い。

25km地点を、2hour29min36sec (20 to 25km=31min43sec)で通過。
我ながら恐ろしいほど予定通りのペースで走っている。残りを5kmあたり30min以内で走れば努力目標の4時間を達成する可能性がある!

しかしながら、この時点を過ぎたあたりから足の裏に痺れを感じ、それがだんだん痛みに変わってきたのである。。。今までの練習では足の裏に痺れなど感じたことなどなかったのに。。
高級別荘地の周回を終えたあたりの給水所で、空腹が襲ってきていたのでしばしたちどまる。ゼリーを飲み、給水を一杯摂り、キャンディーを3つ食べた。猛烈に暑いので、上半身全裸になり2枚着ていたウェアの一枚を脱ぎタンクトップのみとした。
この辺りになると、目標時間達成に対する気持ちが強くデジカメで撮影することなんて全く忘れていた。

ここからが、想定外の辛いことになったのである。。
そう、足の裏の痛みである。しかも両方。
27、8kmあたりから一歩一歩踏みしめるたびに激痛が襲うようになってきた、思わずペースダウン。復路の、あの7kmのハイウェイの途中だ。脇によって立ち止まること数しれず。
息もあがっていないのに、一歩が踏み出せなくなる。立ち止まると走り出すのに激痛が走るし、走っていると痛みが酷くなる状態。
時計に目をやると時間だけが無造作にどんどん経っていく。
そして、数多くのランナーに抜かれていく。悔しさと情けなさが込上げてきて涙が溢れそうになる。
この辺りになると沿道では倒れている人も見かけるようになってきたし、私みたいに歩いている人も多くなってきていうせいか。誰も声などかけてもくれない。そして、声援も少なく、本当に孤独だった。
一番やってはいけない事、つまり棄権という二文字が頭に浮かんできた。それだけはなんとしても避けたいと思い、痛い足をきずるようにトボトボと歩く。日本から随分離れた島で、仕事もさぼり、なんでこんなにしんどい思いをしているのだろう。。。走りきったあとに何が待っているのだろう。今、俺はどのあたりを走っているのかも分からなくなってきた。

30km地点を、3hour09min59sec (25 to 30km=40min23sec)で通過。
4時間をこの時点で諦めることになる。。
この単調に続くハイウェイは永遠に続くようで気が遠のく。

35km地点を、3hour51min20sec (30 to 35km=41min21sec)で通過。
ハイウェイを終えたあたり。最低目標の4時間半も厳しい状況になってきた。
悔しすぎて涙が溢れてきた。。。本当に何のため、こんなにしんどい思いをしなければならないのだろうか。
が、悔しいけど5時間は絶対に切ってやるという気持ちに切り替える。目標をなくしても次の目標を持ち続けることが大切なのだ。
シューズの上から、強引に足の裏をマッサージすると少しは痛みが和らぐのでそれで気合で走ることにした。その後、なぜだか水を得たような魚のようなスピードで走ることができ、他のランナーを凄い勢いで抜く。元Jリーガーの中西哲生も、颯爽と抜く。
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が、そのスピードを維持する距離も長く続かずペースダウン。またもや、足裏に激痛が走る。他の部位もパンパンに張った状態だ。そのまま、地獄のように感じるダイヤモンドヘッドの坂を上ることになった。

途中でどうしても足が動くなり、坂の頂上付近で立ち止まり、撮影。
悔しい気持ちに溢れているが、記念に撮影する冷静な自分がいる。
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予想以上にこの坂道は、足の痛みを抱えたまま進むのは辛く、

40km地点を、4hour38min03sec (35 to 40km=46min42sec)で通過。
タイムを見て愕然とする。5km進むのに46minもかかるなんて。。5時間以内にゴールできないかもしれないと弱気な気分になる。
周りを見ると、しかめた表情で遅いスピードながらも走っている人。脚の痛みのせいか歩いている人。いろんな人が私の横を通り抜けていく。沿道からの声援はだんだん大きく、”Good Job! Great Job! Keep it! ガンバレー! 後、2km!”などの声でここで負けてはならないという強い気持ちが沸く。足が砕けようとも(大袈裟)残りの2kmは走りきってやると決心し、徐々に走り始めた。
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最初のエイドステーションを除いて、ここまで全てのエイドステーションを利用していたのだが最後のエイドステーションは気づけばスルーしていた。そして、カピオラニ公園に差し掛かりゴールまで後少しという幕が見えた!左腕のタイムを確認する。5時間は確実に切れそうだ!悔しいのか嬉しいのかどちらか分からないが目頭が熱くなる。走りながらカメラで撮影せねば。
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FINISHが見えた!痛みなんて忘れている、もう少しで人生初フルマラソンが終わるのだ。。。
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そして感動のゴール!!!手元の時間では、4時間51分台。
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ゴール直後のシャワーで汗と涙を洗い流した。冷たくて気持ち良い。
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結果は全然納得できないものだが、頑張ってくれた両足を褒めてやろうと思う。
本当に長い道のりで、後半戦は本当に辛く悔しかったが、参加して良い経験になった。
来年も出場するかどうか分からないが、ホノルルマラソンは最高だと思えた。

Congratulations!!
I Did It!!

by taka_mura325 | 2005-12-15 09:03 |  -42.195km